ういろ、ひとすじ。
株式会社大須ういろ

ABOUT 会社紹介

創業70年。ういろづくりに打ち込んできた会社です。

ういろの製造とは、 原材料と水を配合し、 ↓ 蒸す ↓ 成型する ↓ 包装する ↓ 出荷 商品によって微妙にこの工程は変わりますが、原則は外れません。 工場内での製造とは言え、いわゆるライン作業とは少し違い、 アナログ的な要素が色濃く残っています。 でも、これで大体、1日2万本の生産量を実現しています。 ういろづくりで大切なのは‥・ とにかく前工程である、配合。 ここを間違うと後戻り出来ません。 同じ配合でも、その日の温度と湿度を計算に入れる必要があります。 データだけで解決できません。 長年、作ってきての実感です。 そう。 ういろは生き物なのです。

BUSINESS 事業内容

■ういろ・ないろを主とした和菓子の製造・販売 ■きしめん・味噌煮込みうどん等の麺類の販売・飲食店の経営 ■喫茶店「むらやま」の経営 ■和甘味「緋毬(ひまり)」の経営

ういろ・ないろを主とした和菓子の製造・販売
ういろは、今から六百余年前、今の中国から日本へ伝来した米粉と砂糖だけで作られたお菓子で、伝えた人が礼部員外郎職という官職にあったことから、その名が付けられました。ないろは、名古屋へ伝わって約三百年のういろに、軽い羊羹の味(こしあん)を加味した大須ういろの専売品です。ういろは「外良」、ないろは「内良」と書くことから、縁起ものといたしましても大変喜ばれております。 大須ういろは名古屋市内に専門店を6店舗展開。その他にも、百貨店や駅売店を始め、様々な販売チャネルから製品を世に送り出しています。
きしめん亭の人気メニューの一つ、「からあげきしめん」
多い時には注文の半分近くが「からあげきしめん」という日も(笑)。このメニューにはいろいろな誕生秘話があります。スープにつかってもからあげがフニャフニャになりすぎない、あまり脂っこくならないように…等々。実は社員からの発案が一つのきっかけで生まれたメニュー。これも大須ういろという会社のカルチャーをよく体現している事実です。
喫茶「むらやま」の人気メニューの一つ、「小倉チーズトースト」
たっぷりバターが塗られたパンに、はみ出すくらいの小倉餡。そして、さりげなく、でも強烈な存在感のとろけるチーズ。これが苦めのコーヒーに実に合うんです。これも社員からの発案がきっかけ。こういうことを大切にしています。
和甘味「緋毬(ひまり)」の役割
栄地下街にひっそりと佇む和甘味「緋毬(ひまり)」は、実は私たち大須ういろが運営しています。「伝統の味や知恵をひもときながら、これからの時代の感覚に合う、新しいお菓子をつくりたい」…緋毬では和の心を大切に、洋の創意も取り入れながら、旬の素材を生かした和甘味を、お客様にご提供しています。私たち大須ういろにとって緋毬は単なるサテライトショップではなく、「お客様が求めているものを肌で感じる」という大切な役割があります。これからの大須ういろにとって、緋毬はもはやなくてはならないブランドになりました。

WORK 仕事紹介

製造・販売・営業・総務といろいろあります。
大須ういろには様々なポジションとキャリアプランがあります。あなたがやりたい、興味のある仕事から始めて頂ければ結構です。ただ、一つ特徴を言えば、社員の場合は総合職として基本的に大須ういろの中にある全ての仕事を経験して頂くことでしょうか。部門最適で考えず、会社全体で考え、実行する。臆せず、忖度せず、いいと思ったことは口に出して、自ら実行する。こんなことを大切しているからです。
会社概要と店舗概要
■本社・営業本部  愛知県名古屋市緑区清水山2-1619  ■本店  名古屋市中区大須2-18-42 ■サンロード店  名古屋市中村区名駅4-7-25 ■大須北店  名古屋市中区大須2-18-42 ■エスカ店  名古屋市中村区椿町6-9 ■本部店(大高工場直売店)  名古屋市緑区清水山2-1619 ■松坂屋名古屋店  名古屋市中区栄3-16-1 B1和菓子売場 ■名古屋栄三越本店  名古屋市中区栄3-5-1 B1和菓子売場 ■主要お取引先販売店 東海キヨスク(JR東海主要駅内)、中部国際空港、刈谷PA(上下共通)、御在所SA(下り)、名鉄、近鉄、松坂屋、三越、ユニー(アピタ・ピアゴ)、イオン(ジャスコ・マックスバリュ)、イトーヨーカドー、バロー、ヤマナカ、ヨシヅヤ、ダイエー、西友、他(順不同・敬称略)

INTERVIEW インタビュー

Kさん・製造部・入社10年目
「大須ういろ」の原料は何ですか?
あまり詳しく説明すると長くなりますが、簡単に言えば、米粉と砂糖と水と澱粉。この組み合わせで大須ういろが出来上がります。
「大須ういろ」はどうやってつくるのですか?
製造手法は…ナイショです(笑)。でも実にアナログ。手作業が多いです。そこに70年の年輪を感じますね。
「大須ういろ」という会社の強みは何ですか?
大きな組織によく見られますが、実はそれほど大きくありません(笑)。でもその分、全社一丸となってお客様に向かうところです。製造、営業、販売、事務…みんなの力を結集して、ういろづくりに励んでいます。
この仕事のしんどいところは?
1人では絶対に出来ないところですね。繁忙期(弊社の場合、お盆、年末年始、GW)には週あたり10万本という生産体制を要求されます。また、原材料をあわせると、約30t/週。みんなで力をあわせないと到底無理です。また、ういろは生き物。あまり日持ちしません。作り置きが出来ないのです。マァ、手のかかる子なんです。ういろは(笑)。だからこそ、そんな大須ういろを温かく、末永く、大切にしてくれる方と一緒に働きたいなと考えています。
この仕事の楽しいところは何ですか?
任される範囲が大きいところですね。だから当事者意識がまるで違います。ういろは昔から好きだったのですが、でもまさかそれを自分がつくるようになるとは‥(笑)。全国で売られている大須ういろは正真正銘、ココだけで作っていますので。入社1年目位の時はプレッシャーでした。かなりいろいろと任されますので。今では大須ういろを作っているのは俺たちなんだ!って思ってますけどね(笑)。

BENEFITS 福利厚生

中途入社のハンデなし!

販売のアルバイトから入って本社管理職になっている人もいますし、製造で入って営業で活躍している人もいますし、活躍パターンは多種多様。

トップダウンではなく、ボトムアップの会社です。

アレヤレ・コレヤレではなく、スタッフの意見に耳を傾ける組織です。あまり自分たちで言うのはなんですが、会社や商品を愛してくれるスタッフが多いのが特徴です。

心が通う人間関係

朝、出社したら「おはよう!」と顔を見てギュッと握手。上司も部下も関係なし。なんだか照れ臭いな…と思うかもしれませんが、大須ういろはこういうことが大事だと考えています。

FAQ よくある質問

休日は?
部門によって変わります。販売では土日祝出勤があります。製造でも会社カレンダーにより土日祝出勤があります。ただ、総じて年間休日105日と、休日はあまり自慢できません。ゴメンなさい。
残業は?
どの部門でも少なくしています。だって特に製造は朝も早いですしね(笑)。そんなに遅くまで働けないですよ。17:00くらいには家に帰って、家族とご飯を一緒に食べて、明日に備える。そんな生活をイメージして下さい。販売も、営業も残業は極力少なくしています。総じて月に10h程度でしょうか。
どんな人が活躍していますか?
これは一言で言いきれます。大須ういろが好きな人、大好きな人、愛している人です。現時点での経験や知識はあまり関係ありません。むしろ仕事を始めてからの取り組み・心持ち次第でどうにでもなっていますね。